「考える」
大学生になって、圧倒的に高校の時と違うことは、
「考える」時間が増えたこと。
高校時代は7、8教科なんてザラにあったし、
ほぼ毎日教科が同じだから、宿題も次の日に提出するのが多くて、
それはそれで追われていたけど、
大学生になった今、
1日平均二教科しかないゆるゆるなスケジュールでも、
常に考え事をしていることが多くなったきがする。
そのほとんどが、授業のリーディングだったり論文について。
私が留学しているニューヨーク大学は、数学や金融が世界トップクラスであるけど、
それと同じくらいに、哲学や心理学という文系も強い。
というか学校全体の文系や作文への取り組みや関心が高いからか、
何を専攻しようと、作文の授業が必須。
ちなみに私がとっているIWW(International Writing Workshop)は、
留学生や英語が母国語がない人向けのプログラムなのに、
特に採点や授業難易度にハンデはないから、
必然と「考える」力が必要とされるし、向上もできる。
個人的には日本語を読んだり書くことは好きだけど、
英語はあまり好きじゃないから、作文の課題がとても苦痛
けど、たまに面白かったり、奥深く理解するのも難しいエッセイや
物語に出会った時は、
頭の中で色んな問いをなげかけてみたり、
文面の居心地の良さに居座ってみたり、
ざっくりだけど、論文の文脈を考えてみたり。
でも「考える」ってあくまで自己視点だから、
形とか成績とか、目に見えるものではないのが惜しいところ。